「写真提供:近江町市場商店街振興組合」
今年は金沢の台所である近江町市場が開設して300年の記念年です。そして、春の感謝セールの第一弾として「おみちょプレミアム商品券」が販売されました。
1セット1万円で1万2千円分の商品が買えますので、いつも近江町市場を利用する方には嬉しい商品券です。人気が高いので、購入は抽選になります。
我が家は無事に当選し、4セット購入することができました。8千円のお得です♪
というわけで、さっそく女房と近江町市場に行き、使ってきました。
今回は魚介類や野菜ではなく、飲食です。
近江町市場の正面というか、「エムザ口」の左に「近江町いちば館」があるのですが、2階が和食・丼・中華・などの飲食店街になっていて、その中の口福(こうふく)というお店に行きました。
近江町市場には美味しいお店が色々とあるのですが、知人から「口福も手頃で美味しいよ」と聞いていたので、ここに決定!
口福の豆知識
近江町市場の中だから食材が新鮮なのは当然ですが、このお店は「旬の地物」にこだわっており、値段も手頃です。
近江町市場と言えば「海鮮丼」というイメージですが、海鮮丼はもちろん、人気の海鮮ひつまぶし、治部煮付き弁当、季節のランチなどメニューが豊富です。
夜は一品料理から、市場会席、加賀会席、カニづくしなどのコース料理もあり、美味しい地酒も色々とありますので、美味しい魚や加賀料理を手頃に食べたい観光客の方にはおすすめかも。
美味しかったので、次回に備えてお店の方に聞いたところ、コ-ス料理は予約をしておいた方が無難とのことでした。
店内は和を基調にしており、落着いた雰囲気です。個室、テーブル席、お座敷、掘りごたつ席などがあります。
また、西田尚美さんがナビゲーターの「旅色」で口福が厳選店として紹介されていますので、私達の感覚はまともかも(笑
ちなみに、口福のキャッチコピーは、来てみて「幸福」食べて「口福」だそうです。
個室で口福弁当と和風ステーキどん
こんな時代ですから、個室をお願いしました。部屋に入るとシャープのプラズマ空気清浄機が置かれていました。
メニューとは別に、壁におすすめが貼られていました。
新鮮な魚をさばけば、アラは一杯出るでしょうから、その日に作るアラ汁も新鮮でしょうね。
その中で目を引いたのが、甘えび味噌汁(あたま)です。
金沢ではお刺身で甘えびをよく食べますが、甘えびの頭で味噌汁のダシを取る家庭が多いです。
甘えびの頭には濃厚なミソが詰まっていますので、そこから出るダシは何とも言えない美味しさです。
まだ、飲まれたことのない方は一度お試し下さい。
お刺身などの一品料理を色々と注文したかったのですが、予約された方が来られる前の空き時間に入れてもらったので、1時間しかなく、今回は「お刺身」を一人前と女房は「口福弁当」私は「和風ステーキどん」を注文しました。
「お刺身」は新鮮な細魚(さより)、鰤(ぶり)、甘海老(あまえび)、鮪(まぐろ)などが上品良く盛り付けされていました。
「口福弁当」にもお刺身が付いているので、今回は一人前です。
「口福弁当」の内容は、お刺身、煮物、焼物、揚物、茶碗蒸、小鉢、ご飯、吸い物、漬物、デザートです。
女房は、「これにして正解♪」とホクホク顔でした。
さんざん、近江町は魚介類や野菜が新鮮で美味しい!と紹介しているのに、何故「和風ステーキどん」?という声が聞こえてきそうですが、メニューの写真があまりにも美味しく見えて注文してしまいました。
女房からも、「ふつうは魚介類でしょう」と冷たい一言(汗
でも、美味しかったですよ。ボリュームも多く、文字通りの満腹でした。
ご飯の上にレタスが敷かれて、その上に分厚いステーキがどんと座っています。半熟玉子とシイタケ、そしてニンニクがバランス良く美味しさをアピールしてました。
あおさノリだと思いますが、お吸い物も一味違う美味しさでした。
まあ、次回は予約して加賀料理のコースを味わおうと思っています。
というわけで、今回は近江町いちば館の中にある口福さんのご紹介でした。
※この記事に掲載されている情報については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。