石川県は令和2年2月21日に、石川県内で初めて新型コロナウイルスの感染者が確認されたと発表しました。石川県職員の50歳男性が肺炎を発症して、金沢市内の病院に入院しています。
前回記事の予想どおり、新型コロナウイルスは、すぐ身近に忍び寄っていました。
感染者が出た以上、他県他国同様、コロナウィルスは確実に石川県中に静かに浸透拡大しているのでしょう…。
石川県もいよいよ官民あげてのコロナウイルス臨戦体制に突入です。そして、個々人が本格的な自己防衛対策を慎重にできるだけ講じることが必要になりました。
この記事は、石川県の方々と石川県に家族や知人がいる方々を対象としています。
令和2年4月1日以降の新型コロナウイルス感染情報は下記の記事をご覧ください。
This article is for the people of Ishikawa as well as those who have family or acquaintances in Ishikawa.We will provide you with the latest information on the media that we know from the first infection of Coronavirus to the present and the official website of Ishikawa Prefecture.
- 石川県内での新型コロナウイルス感染/マスコミの最新情報
- 令和2年2月21日/石川県の新型コロナウイルス最新感染情報
- 令和2年2月22日/石川県の新型コロナウイルス最新感染情報
- 令和2年2月23日/石川県の新型コロナウイルス最新感染情報
- 令和2年2月24日/石川県の新型コロナウイルス最新感染情報
- 令和2年2月25日/石川県の新型コロナウイルス最新感染情報
- 令和2年2月26日/石川県の新型コロナウイルス最新感染情報
- 令和2年2月27日/石川県の新型コロナウイルス最新感染情報
- 令和2年2月28日/石川県の新型コロナウイルス最新感染情報
- 令和2年2月29日/石川県の新型コロナウイルス最新感染情報
- 令和2年3月1日/石川県の新型コロナウイルス最新感染情報
- 令和2年3月2日/石川県の新型コロナウイルス最新感染情報
- 令和2年3月9日/石川県の新型コロナウイルス最新感染情報
- 令和2年3月20日/石川県の新型コロナウイルス最新感染情報
- 令和2年3月28日/石川県の新型コロナウイルス最新感染情報
- 令和2年3月31日/石川県の新型コロナウイルス最新感染情報
- 新型コロナウイルス感染/石川県公式サイトの情報
石川県内での新型コロナウイルス感染/マスコミの最新情報
Ⓒ穏やかなラポン「石川県の姿はゴジラそのもの。コロナ怪獣に負けるわけにはいきませんね!」
令和2年2月21日/石川県の新型コロナウイルス最新感染情報
< 1人目 >
石川県で新型コロナウイルスの初感染者が確認されました。マスコミの情報によれば、石川県職員の50歳男性(金沢市在住。行政職で県産業創出支援機構(ISICO)に出向中。)が新型肺炎を発症し、金沢市内の病院に入院しているとのことです。
2月12日から2月14日まで、石川県が開催に関わるセミナーの公務で東京へ出張しており、2月16日に38.3度の熱が出て県内の医療機関を受診しています。セミナーは石川県や首都圏で活動する企業家や投資家の交流セミナーで、30人から40人が参加したとみられています。
しかし、2月17日になっても発熱が続いて倦怠感もあったので、2月20日までに石川県内の別の医療機関を4ケ所受診し肺炎と診断されました。
その後、担当医師がコロナウイルス感染の可能性があると判断し、帰国者・接触者外来で受診した後に入院することになり、2月21日に金沢市の県保健環境センターで遺伝子検査したところ、同日午後に陽性と判明したということです。
当該職員は、発症前14日以内に中国への渡航歴はなく感染経路が不明であるため、石川県は感染拡大を防ぐために男性の行動範囲や濃厚接触した人を調べています。
会見した谷本正憲知事は、当該職員の出勤状況や濃厚接触者の有無や出張時に利用した交通機関などについて「現在聞き取り中で不明」としました。また、所属や家族構成については、個人を特定するとして公表しませんでした。
なお、石川県は2月17日に設置した「警戒本部」を「対策本部」に引き上げ、感染症の入院治療について5つの感染症指定医療機関だけでなく、近隣医療機関に依頼することを確認しました。また、男性が入院する病院がある金沢市も2月21日に対策本部会議を開きました。
■5つの感染症指定医療機関
1/小松市民病院:小松市向本折町ホ60番地
2/金沢市立病院:金沢市平和町3丁目7番3号
3/石川県立中央病院:金沢市鞍月東2丁目1番地
4/公立能登総合病院:七尾市藤橋町ア部6番地4
5/市立輪島病院:輪島市山岸町は1番1地
令和2年2月22日/石川県の新型コロナウイルス最新感染情報
2月22日には、県産業創出支援機構(ISICO)に出向中の当該職員が勤務する金沢市の石川県地場産業振興センター新館の消毒作業が行われました。消毒作業は午前5時30分頃から始まり、ISICOのほか県食品協会、県繊維協会なども入居する地場産センター新館1、2階全体を対象に行われました。
*えっ!とショックでした。石川県地場産業振興センターは県会の研修やセミナーなどでよく行く所で、毎日の人の出入りは半端ない多さです。最近は、仕事が多忙で顔を出しておらず影響はありませんが、あまりにも身近すぎて驚きました。
また、石川県には問い合わせが急増しています。担当者によりますと問い合わせは第一弾の報道があった昨日(2月21日)夜から急増し、本日(2月22日)は電話が鳴りやまない状態だということです。これをうけ、石川県は平日のみだった相談窓口を3連休も開くことにしました。
問い合わせの内容は「男性はどこの病院に行ったのか?」など職員の行動履歴に関するものが多いということです。
さらに、本日(2月22日)、金沢市の金沢聖霊総合病院がホームページ上で、2月20日にこの県職員の男性とみられる患者が受診していた可能性があるという内容を公開しました。病院は外来診察を中止した上で、患者が立ち入った区域をすべて消毒したということです。この患者と濃厚接触の可能性がある職員を現在自宅待機させていて、今後感染の有無を調べる予定です。
加えて、環境省が開催し小泉環境大臣も出席する予定になっていた金沢市における22日のシンポジウムも中止になりました。
以上が現時点で公開されている情報ですが、マスコミのインタビューなどを見ると県民の思いは複雑です。
京都などの他都道府県では公表拡大の流れですが、石川県では感染した職員が受診した病院や利用した交通機関に関する情報が好評されていませんので、病院利用者や交通機関利用者などから不安や懸念の声があがっています。
それに、感染した職員と仕事で日頃から接点のある関係者の方は「県はもっと早く感染の可能性を公表してほしかった。知らずに接触した人はかなり多いはずだ」と憤りをあらわにしているとのことです。
石川県における感染の急拡大が現実のものとなった今、プライバシー保護と感染防止という公益との間で、どの情報をどこまで公表すれば良いのか、官も民も難しい判断を迫られています。それ以外でも今後解決すべき難しい問題が山積され、解決のハードルも高くて大変です。
しかし、人の持つ克服力は偉大です!私ども「穏やかなラポン」と致しましても、早急にコロナウイルス感染が沈静化し、穏やかな毎日を取り戻せますようにと切に願っています。
それにしても、まるで犯人捜しでもしているかのような、気分が悪くなる個人のホームページやブログが散見され、常識的な配慮の必要性を感じます。これらは、感染防止のための不可欠な情報発信というより、感染者の特定を楽しんでいるように思えます。
この記事も一歩外れると同種の気分が悪くなるモノになりかねませんので、今後も留意しながら追記していきたいと思います。
令和2年2月23日/石川県の新型コロナウイルス最新感染情報
< 2人目 >
石川県は昨日(22日)夜に、感染した職員と同居していた10代の息子さんの新型コロナウイルス(COVID19)感染が確認されたと公表しました。息子さんは金沢市野田中学校の生徒で、感染した職員が発熱した16日以降は17日から21日まで登校しており、生徒や教諭らと接触していたとみられます。同校は2月25日から3月5日まで臨時休校にすることを決定しました。
石川県は昨夜の会見で感染した職員の勤務先や感染判明までの詳しい行動も発表しました。すでに昨日、マスコミにより勤務先情報は把握できていますので、詳しい行動について、追記します。
当該職員は、2月12日から2月14日までの東京出張について、自家用車と小松-羽田の航空便を利用したとのことですが、石川県は便名を明らかにしていません。東京での勤務内容につきましては、石川での起業を後押しする県主催の「移住・創業セミナー」と「いしかわスタートアップ大交流会」のスタッフとして出張したとのことです。すでに、石川県は航空会社やセミナー出席者がいる東京都や埼玉県、千葉県に情報を提供しています。
2月14日に石川県に戻った後は夕方に職場に立ち寄り、15日は休日で16日以降は出勤していません。
また、谷本正憲知事は昨日(22日)夜の会見で、職員が受診した医療機関に受診の事実を21日までに伝えたことを明らかにしました。
なお、金沢聖霊総合病院の担当者の方は、「石川県から感染者が受診したかどうか、一切の連絡はない」とした上で、「消毒と外来の中止は自主的な判断であり、安心安全を考えた」と話されています。
*やはり、自己防衛対策については、「念には念を!」です。手抜かりがないかどうか、細心の注意が必要です。今回の金沢聖霊総合病院さんのしっかりとした対応は賞賛に値する素晴らしいオペレーションでしたね。
*コロナウイルスに罹患された職員の方とその息子さん、そしてご家族の方は突然のことで辛く大変だと思います。私達にとっても他人事ではありませんし、明日は我が身です。お2人が1日も早くお元気になられることを切に願っています。
令和2年2月24日/石川県の新型コロナウイルス最新感染情報
2月23日、KKR北陸病院(金沢市泉が丘2丁目13−43)はコロナウイルスに感染した県職員が受診していたと公表しました。当該職員が2月17日と2月19日の2度にわたって受診していたことがわかりました。
同病院は2月23日から救急外来を中止していますが、2月25日から救急外来を含む通常の外来受診を再開する予定です。
なお、濃厚接触の可能性のある職員について経過観察のため2月22日から自宅待機としています。
2月23日、石川県の谷本正憲知事は感染した県職員が受診した病院名の公表について、「許可が取れるのは休み明けの火曜日以降になる」と報道陣に報告しました。
*今朝の報道をみますと、野田中学校ではマスクが手に入らず困っている生徒さんが多いとのことです。
政府はマスクの品薄打破を図る策を講じましたが、ここ金沢では絵にかいた餅のような状態です。
現在、金沢のどこを探してもマスクは消えたままです。時々見かけるのは使い捨てマスクなのに高価な3枚組のものや、わずかな入荷ですぐ売り切れる子供用のガーゼマスクぐらいです。
ストックがなく、入手できないようでしたら自分で簡単なマスクを作れます。簡単なものでも、マスク内は自分の呼気から出る水分で保湿できますし、汚い手で口や鼻など顔を触ることを回避できます。無いよりは、あった方がましですので、ご興味があれば以下の記事もご覧ください。
また、消毒液についても、キッチンハイターを使えば簡単に「次亜塩素酸ナトリウム消毒液」を作れますので、ご興味があれば以下の記事もご覧ください。
なお、余裕のあるご家庭で本格的なコロナウイルスの防衛対策を講じたいと考えていらっしゃるのなら、1日24時間、空間除菌脱臭機を使って自宅の空気を次亜塩素酸で洗い続けるという方法もあります。ご興味があれば以下の記事をご覧ください。
令和2年2月25日/石川県の新型コロナウイルス最新感染情報
< 3人目 > < 4人目 >
石川県は2月24日、新たに2名の新型コロナウイルス感染を確認したと発表しました。1名は職員が受診した医療機関で濃厚接触した医療従事者の50代女性です。
もう1名は別ルートで感染した60代男性会社員で、命の危険はないが重症です。石川県内に勤務し、今月上旬に石川県内で中国からの来訪者と仕事で面談したそうです。男性が受診した医療機関は4か所とのこと。
2人の行動歴については調査中ということです。
令和2年2月26日/石川県の新型コロナウイルス最新感染情報
石川県は、新型コロナウイルスへの感染が昨日確認された60代男性会社員と濃厚接触していた同居人については陰性だったと発表しました。
*谷本正憲知事が「いつどこで発症してもおかしくない。市中感染にステージが移っている。感染拡大防止と重症患者の手当に重点を置く」と説明しているように、今も静かに潜伏拡大していますので、罹患しないように十分な注意が必要です。
今回の新型コロナウイルスは、無症状の感染者が感染拡大の原因になっていると指摘する専門家もいますので、油断せずにマスクや手洗い、適度な水分補給などの基本的な対策が不可欠となっています。
*新型コロナウイルスの影響で全国的にイベントの中止が相次いでいますが、石川県でも「金沢ロードレース」や「中島のかき祭り」などが中止になりました。
令和2年2月27日/石川県の新型コロナウイルス最新感染情報
< 5人目 >
石川県は2月27日、石川県に出張で訪れた県外在住の50代男性が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。石川県での感染確認はこれで5人目です。
この男性は2月16日に発熱したあと2月24日に来県し、2月27日に県保健環境センターの検査で陽性と判明しました。先日感染した60代男性と同じ石川県能美市に本社がある合繊生地の染色加工大手の「小松マテーレ」に勤務しており、2月中旬に計14人でフランスに出張するなどしていたとのことです。
石川県はプライバシー保護のため、濃厚接触者の人数や会社名を公表していませんが、小松マテーレの社員に新型コロナウイルスへの感染者が出たことを地元紙や地元テレビ局が報じており、同社も事実も認めています。
また、小松マテーレでは社員に感染者が出たことを取引先などに連絡したほか、男性の行動歴や濃厚接触者の有無などの情報を県へ報告したということです。
令和2年2月28日/石川県の新型コロナウイルス最新感染情報
昨日の50代男性の追加情報です。JR西日本によると、「小松マテーレ」に勤務している50代男性は、2月21日午後7時11分小松発、同8時55分米原着の特急しらさぎ16号のグリーン車に乗り、滋賀県内の別の駅で降りました。2月24日は滋賀県内の駅から乗車し、米原駅で午後5時56分発の特急しらさぎ59号のグリーン車に乗り換えて小松駅に向かいました。
令和2年2月29日/石川県の新型コロナウイルス最新感染情報
< 6人目 >
石川県は2月28日、石川県内に住む50代の男性会社員が新型コロナウイルスに感染していたと発表しました。既に感染が確認された男性2人と同じ「小松マテーレ」に勤務しており、今月中旬のフランス(パリ)出張で行動を共にしていました。現在、石川県が詳しい行動歴を調べています。
石川県で新型コロナウイルスへの感染が確認されたのは6人となりました。
*石川県は2月28日、政府の要請を受けて、県立高校や特別支援学校など計56校を3月2日から春休み開始まで休校にすると発表しました。卒業式と高校入試は、感染防止対策を徹底した上で予定通り行うとのことです。
*金沢市については「石川県の決断を強制することはできない」と述べ、3月2日からの休校を見送りました。
令和2年3月1日/石川県の新型コロナウイルス最新感染情報
*3月1日、金沢市の山野之義市長は新型コロナウイルスの感染拡大に伴う政府の休校要請を受けて、金沢市立の小中学校と高校の全78校を3月5日から3月19日まで臨時休校にすると明らかにしました。
令和2年3月2日/石川県の新型コロナウイルス最新感染情報
*新型コロナウイルスに3人の感染者が出ている「小松マテーレ」は3月2日、今日から2週間にわたり生産を中止すると発表しました。
令和2年3月9日/石川県の新型コロナウイルス最新感染情報
< 7人目 >
石川県は3月9日午後、新型コロナウイルスの7人目の感染者が石川県内で確認されたと発表しました。新たに感染が確認されたのは石川県内に住む70代の男性です。男性は3月5日に38度近い発熱の症状が出たため、3月7日に県の帰国者・接触者外来を受診しました。
この男性は、2月21日から28日にかけて妻とともにエジプトへ旅行していたということです。石川県は男性から帰国後の行動について聞き取りをすることにしています。
令和2年3月20日/石川県の新型コロナウイルス最新感染情報
< 8人目 >
石川県は、新型コロナウイルスの7人目の感染者が石川県内で確認されたと発表しました。女性は、今月9日、新型コロナウイルスへの感染が確認された県内の70代の男性の妻で、先月、夫婦でエジプトを旅行していたということです。
令和2年3月28日/石川県の新型コロナウイルス最新感染情報
< 9人目 >
石川県は3月28日、新型コロナウイルスの9人目の感染者が石川県内で確認されたと発表しました。3月2日から13日にかけスペインなどヨーロッパを旅行し、14日に関西国際空港へ帰国しました。その後14日から25日にかけ京都府内に滞在。石川県内に戻ったのは26日でした。記者会見した谷本正憲知事は「なんでこの時期に欧州を旅行したのか不思議でしょうがない。感覚が理解できない」と話しました。
マスコミの情報によれば、新たな感染者は南加賀保健福祉センター管内在住の20代男性で、京都産業大学4年の学生です。感染の危機は石川県よりも京都府の方が深刻で、ヨーロッパの卒業旅行から帰国した同大学の4人の他にも、発熱などの症状のある学生ら13人を含む濃厚接触者が京都市内外で47人おり、「京都府内初のクラスター(感染者集団)発生の可能性が高い」としています。
なお、京都でも門川大作市長が京都市中京区の市役所で会見し、「持ちこたえていた状況だったが、重大なクラスターに発展しかねない事例が発生した。非常に危機感を抱いている」と強調しました。また、多数の感染者を出した京都産業大学の大城光正学長も、5月4日までキャンパス内への不要不急の立ち入りを禁止し、同10日まで授業を中止するなどの対応を発表しました。
令和2年3月31日/石川県の新型コロナウイルス最新感染情報
< 10人目 > < 11人目 >
石川県は3月30日、いずれも金沢市内に住む飲食店従業員の30代男性と飲食店経営の40代男性の新型コロナウイルス感染が新たに確認されたと発表しました。2人は別の飲食店に勤務しています。これで石川県内の新型コロナウイルスによる感染の確認は計11人となりました。30代男性は24~26日に東京へ出張しています。40代男性は1人で飲食店を切り盛りしており県外には外出していませんので、市中感染の可能性があります。
< 12人目 > < 13人目 >
さらに、本日3月31日も石川県から新たな感染情報が発表されました。3月30日に発表された11人目の40代男性の奥様と明成小学校(金沢市教委が発表)に通うお子様です。これで石川県内の新型コロナウイルスによる感染の確認は計13人となりました。なお、40代男性の感染ルートについては未だに特定されていません。
*個人的には市中感染の可能性があるということで、水面下での爆発的感染を非常に危惧しております。
令和2年4月1日以降の感染情報は下記の記事をご覧ください。
新型コロナウイルス感染/石川県公式サイトの情報
石川県は新型コロナウイルスの初感染者が確認されたことで、2020年2月21日に感染症対策の記事内容を更新しました。以下は、石川県の公式サイトで公開された情報です。
新型コロナウイルス感染症の石川県内の患者発生状況
以下は、「新型コロナウイルス感染症の患者の発生について(令和2年2月21日)」というPDFの内容です。
本日、県内の医療機関に入院中の男性1名が、新型コロナウイルスの検査により、陽性であることが判明しました。この患者は、肺炎と診断されて入院しており、医師から届出がされたもので、本県での患者の発生は、初めてです。本件について、濃厚接触者の把握を含めた積極的疫学調査を確実に行ってまいります。
【患者の概要】
(1)年代:50代、(2)性 別:男性、(3)居住地:石川県、(4)職 業:石川県職員
(5)症状・経過
2月16日(日)38.3度の発熱、県内のA医療機関を受診。
2月17日(月) 発熱継続、県内のB医療機関を受診。解熱剤にて、一旦解熱した後、再度発熱。
2月19日(水) 県内のC医療機関を受診。
2月20日(木) 倦怠感あり、県内のD医療機関を受診し、肺炎と診断。帰国者・接触者相談センターにて受診調整。帰国者・接触者外来受診後、入院。
2月21日(金) 石川県保健環境センターにおいて、PCR検査を実施したところ、陽性と判明。
(6) 行動歴 : 調査中。※ 本人によると、発症前 14 日以内に中国への渡航歴はない。
※プライバシーの保護については、十分なご配慮をお願いいたします。
現場での取材は、患者の方のプライバシー保護の観点からも、お控えください。
【問い合わせ先】石川県健康福祉部健康推進課 電話 076-225-1435
*2月23日に「新型コロナウイルス感染症の患者の発生について(令和2年2月22日)」というPDFが追加されました。内容はマスコミ情報と変わりませんので割愛します。
*2月24日に「新型コロナウイルス感染症の患者の発生について(令和2年2月24日)」というPDFが追加されました。内容はマスコミ情報と変わりませんので割愛します。
*2月28日に3つのPDFは削除され、「新型コロナウイルス感染症の県内の患者発生状況」というページが作られました。
*詳細については以下の石川県の公式サイトでご確認ください。
石川県民のみなさまへ
以下は「県民のみなさまへ」というタイトルの石川県民へのご案内です。
県民のみなさまにおかれましては、風邪や季節性インフルエンザ対策と同様に、お一人お一人の咳エチケットや手洗いなどの実施がとても重要です。感染症対策に努めていただくようお願いいたします。特に持病がある方、ご高齢の方は、できるだけ人混みの多い場所を避けるなど、より一層注意してください。
次の症状がある方は「帰国者・接触者相談センター」にご相談ください。
風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続いている。(解熱剤を飲み続けなければならないときを含みます)
強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある。
※高齢者や基礎疾患等のある方は、上記の状態が2日程度続く場合
センターでご相談の結果、新型コロナウイルス感染の疑いのある場合には、専門の「帰国者・接触者外来」をご紹介しています。マスクを着用し、公共交通機関の利用を避けて受診してください。
なお、現時点では新型コロナウイルス感染症以外の病気の方が圧倒的に多い状況であり、インフルエンザ等の心配があるときには、通常と同様に、かかりつけ医等にご相談ください。
【注1】 本記事の埋め込み動画につきましては、YouTube利用規約に基づき、埋め込み許可をされている動画を、埋め込みコードを変更せずに使用しています。
※この記事に掲載されている情報については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。