【肝機能】改善の切札はビタミンEだった!

【肝機能】改善の切札はビタミンEだった!
若い頃と違って、年齢とともに徐々に肝機能の数値が悪化していますので、肝機能の改善といった情報には敏感になっています。

まあ、お酒を辞めれば解決する話ですが、お酒を辞めずに肝機能を改善するにはどうすれば良いかと都合良く考えてしまいます(笑

そこで、あなたは肝機能の改善と聞いて、どのような食品やサプリをイメージされますか?

私がイメージする食品やサプリは、うこん、しじみ、レバー、牡蠣、果物のカキ、納豆、豆乳などです。

ところが、テレビで「ビタミンE」が肝機能を改善する!という番組を見て、今までに出てこなかった食品が紹介されていました。

けっこう説得力のある内容でしたので、今回は「ビタミンE」について記事にしてみました。

肝機能低下はアルコールだけが原因ではない

肝機能低下と聞くと、大酒のみというイメージがありますが、お酒だけが原因ではありません。

肝機能障害の主な原因は、アルコールの長期摂取によるアルコール性肝障害だけではなく、B型・C型肝炎ウイルスによる肝炎や、薬剤の服用によって起こる薬物性肝障害などさまざまです。

また、アルコールを飲んでいない人でも、運動不足で食べすぎの人は約80%に脂肪肝がみられます。肥満の人は肝機能障害になりやすく、高血圧や糖尿病、脂質異常症を合併している人ではその傾向が強く見られます。

肝臓が繊維化すると危ない

肝臓に異常に大量の「瘢痕組織」が形成されることを線維化といい、肝臓が損傷した細胞を修復して新しい組織で置き換えようとする過程で生じるそうです。

「瘢痕」は「はんこん」と呼びます。専門用語では、肉芽組織を経て緻密な結合組織が盛り上がるように治癒するものを二次治癒といい、この盛り上がった組織を瘢痕組織といいます。

難しいですね(汗 まあ、硬いカサブタのようなものですね。

肝細胞が瘢痕組織になりますと、肝細胞のような機能を果たすことができなくなります。しかも、瘢痕組織は、肝臓への血流と肝臓内の血流を妨げますので、血流が十分届かなくなり細胞が死滅し、新たな瘢痕組織が生じるという連鎖が起こります。

長期間にわたって損傷が継続したり繰り返されたりすると、肝臓全体に瘢痕組織が生じて、肝硬変や肝臓癌になる可能性があります。

そこで登場するのが、「ビタミンE」なのです。

肝機能改善の切札はビタミンEだった

前記のテレビ番組は「名医とつながる!たけしの家庭の医学」の再放送です。

肝臓の老化をストップさせる栄養素はビタミンEで、肝細胞の炎症を抑え繊維化を防ぐそうです。

最近、肝臓の線維化はビタミンEを多く摂取することで進行を止めたり、元のように若返らせることができることがわかってきました。

ビタミンEを多く含む食品はカボチャ、サツマイモ、ホウレンソウ、パプリカ、煎茶、マヨネーズなどですが、食品の中ではアーモンドがダントツ含有しています。

線維化が重度な場合、1日に必要なビタミンEは300mgで、アーモンドですと1000粒分です。

ステージ1の軽い線維化の場合は、1日3度の食事にビタミンEを含む食品を加えるだけで肝臓の線維化を改善できます。

番組では食品からビタミンEを摂取することを推奨していました。

私は番組を見終わった瞬間、ネット通販でビタミンEのサプリを注文しました(笑

DHCの公式サイトによれば、1日1粒でビタミンEが301.5mgとれますので、アーモンドを1000粒食べなくても、1日に必要なビタミンE300mgはクリアできます♪

というわけで、今回は肝機能改善の切札はビタミンEだったという記事でした。

もちろん、言うまでもありませんが、運動不足や食べすぎ飲みすぎなどの生活習慣を見直さずして肝臓の機能が改善することはありませんので、とにかく今の生活改善を実践することが大切ですね。

※この記事に掲載されている情報については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。

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