Ⓒ穏やかなラポン 「三菱鉛筆 印鑑ホルダー はん蔵」
みなさんはワンタッチ式印鑑ホルダーと聞いてどのようなモノをイメージしますか?
ほとんどの方がシャチハタをイメージするのではないでしょうか?過去の圧倒的なCMにより、知らない人がいないくらい定着している感がありますので。
しかし、今回のお話は、印鑑と朱肉が内臓された印鑑ホルダーを押すだけで捺印ができるという便利グッズ、「はん蔵」(速乾デラックス HLDS801.24)についてです。
「はん蔵」とは?
「はん蔵」は、お手持ちのハンコをセットするだけで、シャチハタのように連続捺印できる、超便利なワンタッチ式印鑑ホルダーです。
三菱鉛筆のUNIが販売している印鑑ホルダーで、キャッチコピーは「お手持ちのハンコを入れるだけ ワンタッチ式印鑑に早変わり」です。まあ、コピーそのまんまの製品です。
「はん蔵」のどこが便利?
1:特別なハンコは不要で、100均の三文判や今あなたが使っているハンコを「はん蔵」に装着することで、すぐにワンタッチ式で使えるようにしてくれる優れもの印鑑ホルダーです。
一般的な10~12mmの印鑑に対応していますが、付属品の「回り止めシール」を使えば、直径9mmの丸印や小判印にも対応することができます。
2:印鑑ホルダーを下に押すと、朱肉のついたハンコが現れて捺印ができ、印鑑ホルダを上にあげると、ハンコが引っ込んで朱肉カートリッジが次の捺印までハンコの印面にピタッと密着するというシンプルな仕組みです。いちいち朱肉を使う必要がなくなり、簡単キレイに捺印できます。
3:インクを内臓することにより、スタンプ台や朱肉を用いず手軽に利用できる浸透印ですが、公文書、銀行、保険などの書類捺印をはじめ、ビジネスシーンでよく利用される認印としても使えます。
4:連続捺印については、朱肉カートリッジ1個につきおよそ2000回の連続捺印が可能となっています。
5:インクが速乾タイプなので、押した後インクで汚れたり、他の書類にインクが移りにくい仕様となっています。
6:カートリッジを交換することで、長い間つかえます。
7:「はん蔵」は、カートリッジを横にスライドさせれば、らくらく着脱ができるようになっています。ワンタッチで簡単に朱肉カートリッジの交換ができますので、手が汚れることもありません。
公文書の捺印はシャチハタ禁止?はん蔵はOK!
上の3でも書きましたが、行政の窓口、銀行や保険会社などで書類に捺印するときに、「はん蔵」は使えます。
行政の窓口などで、「シャチハタは使えませんよ」と言われた経験者は多いと思いますが、なぜシャチハタは公文書などで使えないのでしょうか?
簡単に言うと、「はん蔵」は硬質印鑑であり、シャチハタはゴム印であるということですが、詳細は以下の記事をご覧ください。
「はん蔵」の注意点
「はん蔵」の注意点として、印材が木材のものは使わない方が無難です。ハンコを使わない時は印面に朱肉が密着するので、チタンなどの強い印材のハンコの方が良いです。
私の「はん蔵」は2代目
私が最初に使用したのは、「はん蔵」(HLD502.40)です。使用当初、何という便利なグッズ!と感動しまして、これは楽だなーと満足しながら、あっという間の10年間でした。(左が初代 右が2代目)
仕事で愛用していたのですが、押印カバーが割れてしまい、2代目「はん蔵」(速乾デラックス HLDS801.24)と交代しました。
初代の時は適当にカバンにつめて持ち歩いていたのですが、今は押印カバーが割れないように下のようなハードケースに入れて持ち歩いています。
はん蔵、三菱鉛筆、三菱ジェットストリームの三菱づくし+消しゴムという仕事の必需品を、メガネ屋さんでもらったメガネケースに入れています。下手なペンケースよりも、おしゃれで実用的です!
動画で確認/印鑑の取り付け方・外し方
●動画で確認/「はん蔵」(HLD_S801)印鑑の取り付け方 【注1】
1/保護キャップを外し、スライド軸を押しこみます。
2/印面の向きを合わせ、印鑑を奥まで差し込みます。
3/スライド軸を離すと印面に朱肉が付きます。
4/試し用の紙へスライド軸を当て、本体をゆっくり押すと捺印ができます。
5/印影が途切れていたり薄い場合は、印鑑を紙に押しつけた状態で、調節つまみを右に回して印鑑を前に出します。
●動画で確認/「はん蔵」(HLD_S801)印鑑の外し方 【注1】
1/前と後のキャップを外します。
2/スライド軸を押しこんで朱肉皿が開いた状態にし、調節ネジの中心から細い棒を入れて印鑑を押しだし、取り外します。
動画で確認/朱肉の取り付け方・外し方
●動画で確認/「はん蔵」(HLD_S801)朱肉の取り付け方 【注1】
1/新しい朱肉皿を付けた際、印面へインクが付き過ぎないように、印鑑を押した状態で調節ネジを反時計回りに回し、印鑑を奥へ押し込みます。
2/スライド軸を押し込み印面が見える状態にします。
3/朱肉皿をレールに合わせて、パチンというまで押し込みます。
4/スライド軸を外すと印面に朱肉が付きます。
5/ここからは「印鑑を取り付けた時」と同じ調整をします。
6/試し用の紙へスライド軸を当て、本体をゆっくり押すと捺印ができます。
7/印影が途切れていたり薄い場合は、印鑑を紙に押しつけた状態で、調節つまみを右に回して印鑑を前に出します。
●動画で確認/「はん蔵」(HLD_S801)朱肉の外し方 【注1】
1/保護キャップを外し、スライド軸を押しこみ、朱肉皿が開いた状態にします。
2/朱肉皿を指で押し外します。
動画で確認/「はん蔵」(HLD_502)
私が10年間愛用した「はん蔵」(HLD_502)も素晴らしく、口コミでは「はん蔵」(HLD_S801)より「はん蔵」(HLD_502)の方が使いやすいという方もいらっしゃいますので、「はん蔵」(HLD_502)の印鑑の取付・外し方、朱肉の取付・外し方についても動画を埋め込んでおきますね。
●動画で確認/「はん蔵」(HLD_502)印鑑の取り付け方 【注1】
●動画で確認/「はん蔵」(HLD_502)印鑑の外し方 【注1】
●動画で確認/「はん蔵」(HLD_502)朱肉の取り付け方 【注1】
●動画で確認/「はん蔵」(HLD_502)朱肉の外し方 【注1】
【注1】 本記事の埋め込み動画につきましては、YouTube利用規約に基づき、埋め込み許可をされている「公式PV」を、埋め込みコードを変更せずに使用しています。
※この記事に掲載されている情報については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。