◆種をまいて15年、ついに実がなる!
ビワは発芽しやすく、種から育てて8年から10年で実がなるとのことで育てたのですが、なんと15年目でようやく収穫ができました。
念願のビワです!いやあ~、この日を待ちに待っていました。
タイトル画像は庭で育てている2本のビワの木です。高さは2メートルほどあります。
昨年、初めて花が咲きました。
そこから、冬を越して今にいたります。
今年の収穫は30個ほです。もう、うれしくて仕方ありません(笑
味も個体によっては少々スッパイものもありましたが、熟したものは期待通り甘くて美味しかったです。
ビワは収穫後、追熟せず長期保存ができないので、「しっかりと熟してから収穫する」というのがポイントです。
◆肥料をやったら実がついた!
発芽してから10年を経過したころ、「やはり種から育てても実をつけるのは難しいのかな」と諦めムードになりました。
樹高は高く、立派なビワの木になったので、毎年の剪定は欠かせませんでした、
それからは、剪定以外ほとんど放置状態でした。
14年目である昨年、農家の友人が遊びに来たので、「もう、14年経つのに大きくなるだけで実がつかない」と愚痴こぼし。
すると、「これだけの樹高なら実がつくはず。キチンと肥料やっている?」と友人に指摘されました。
言われてみれば、ここ数年放置状態で肥料をやってなかったのです。
ビワの木に肥料をいつあげるか?友人の話だと以下の通りです。
〇 2月か3月に「元肥」。これは根の生育を促進するため。
〇 6月の実の収穫後に「追肥」。実の成長を促進させるため。
〇 9月に「礼肥」。翌年の花芽形成を助けるため。
花を咲かせるためには、肥料の三要素である窒素、リン酸、カリのバランスが重要らしいです。特に、リン酸が不足していると、我が家のように葉は立派に茂るけど、花が咲かないらしいです。
というわけで、本来は5年ほど前から実がついてた可能性が高く、このまま放置していれば、実とは無縁だったかもしれません(汗
「木は立派だけど、葉ばかりでビワの実がならない!」とお嘆きの方は、ぜひ肥料をあげてください。
◆始まりは食後のビワの種
別のブログの記録によれば、2010年10月25日にビワの発芽についての記事がありました。15年前です。
梅の種から梅の木を育てたときと違って、意外と簡単でした。
食後のビワの種を苗木用ポットに植えただけですが、植えるとかなりの確率で芽が出てくれました。
その中から良さそうな苗を庭に2本植えました。それだけです。
夏は暑く、冬は大雪が積もる金沢でも何とか結果が出せたので大喜びです。
ビワの育て方はユーチューブでも数多く取り上げられていますので、ぜひチャレンジしてみてください。
自分で育てたビワは美味しいですよ♪
というわけで、今回の記事は琵琶(ビワ)を種から育てて15年目に実がなった!でした。
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