新型コロナウイルス対策として、ガーゼタオルやハンカチなどの布を使った本格的なマスク作りを!と考えましたが、やはり針や糸、ミシン・アイロンって面倒ですよね。
それに何度も使うとなると、手縫いだと洗濯時にしっかり洗いきれるのか?とか、自身が縫製したゆえに、ほつれないのか?という疑問が頭をかすめます。
そこで、縫わない布マスクの作り方をネットで探したところ、なんと、ありました!
それも、折るだけ!これを最初に思いついた人は凄い!時代の救世主かも!
紙マスクより肌にも優しいし、しかも簡単!
今回、ご紹介する「折るだけ布マスク」は縫わないから、針糸・ミシン・アイロン不要で、私のような男性でも簡単に作れました。用意するのは、ガーゼタオルやハンカチなどの布とマスクゴム(ストッキングもOK!)だけです。
これですと、縫ったマスクのような重なった部分がありませんので、ゴムを外せば普通のガーゼタオルやハンカチにもどりますから、丸洗いできて清潔です。
今までは備蓄していた市販の不織布マスクとリードクッキングペーパーで作った紙マスクを併用していましたが、先日からこのマスクも使っています。
下手すると、こっちの方が楽だし、使い捨てではないからスーパーなどの買い物や短時間の外出時には「折るだけ布マスク」の方がイイかもしれません。
というわけで、今回は自分で作って使用して、スゴイ!と思った「折るだけ布マスク」の記事です。
How to make a “fold cloth mask” that uses only cloth and rubber without sewing
如何制作只用布和橡胶而不缝制的“折叠布口罩”
봉제없이 천과 고무 만 사용하는 “겹 천 마스크”를 만드는 방법
縫わずに布とゴムだけで作る「折るだけ布マスク」の作り方
用意する材料は、ガーゼタオルやハンカチなどの布とゴムです。
ガーゼタオルやハンカチなどの布
今回は100均で売っていた、約30cm×30cmの「パイルガーゼ・ハンドタオル」を使いました。猫が可愛かったので(笑)
マスクのゴム
最近は自作マスクの急激な広がりのせいか、100均に行っても「マスク用ゴム」は見当たりません。廉価なマスクの品薄が改善されない限り、「マスク用ゴム」も厳しいですね。
上の画像はヘアゴムのコーナーにあった「グラデーション・ロングゴム」です。自分の顔の大きさに合えば完成品のヘアゴムでもイイのですが、その場で試せませんし、改めての調整も面倒なので、最初から調整できるこちらのゴムにしました。
ゴムについては代用できれば何でもイイです。ネットで素晴らしい!と思ったのは、「パンスト」の活用です。これも最初に思いついた人はスゴイ!下の画像のように、簡単にペアのマスクゴムを作れます。
パンストの両足を揃えて5㎝ほどの長さで何本か切ります。
切ったパンストを伸ばすだけで同じ直径のマスクゴムを作れます。
「折るだけ布マスク」の決めてはマスクのゴムです
「折るだけ布マスク」の決めてはマスクのゴムです。何回も使いますので、いかに自分にフイットしたものを作るかがポイントになります。あとは折った布に付けるだけですから。
と言っても簡単な話で、実際に装着する段階で、耳が痛くなるようなキツさではなく、マスクが落ちそうになるユルさでもなく、ご自分がココだと思ったところでゴムを結ぶだけです。
「折るだけ布マスク」の折り方
1/ガーゼタオルを広げて、手のひらでサッとシワを伸ばします。
2/ガーゼタオルを裏向きにします。
3/全体の3分の1弱になるように、下から上へと折ります。
4/下から少し上の所まで、上から下へと折り、下から折った布の上に重ねます。
*3と4はご自分の顔の大きさにより上下の幅を調整して下さい。
*重なりは上から折った布が上になるようにして下さい。
5/マスクゴムを掛けれるように左側を中央に向けて折ります。
6/マスクゴムを左側の折り目に掛けます。
7/右側にもマスクゴムを乗せます。
8/マスクゴムを掛けれるように右側も中央に向けて折り、左側の折った布の間に挟み込みます。
9/右側の布を左側の布の間に挟みこめば完成です。
10/表側はこのような感じです。布を縫っていませんから、この時にマスク自体の大きさと、マスクゴムの長さを調節して下さい。縫ってはいませんが、ゴムが左右に引っ張られることでマスクが顔に密着します。
11/見た目も可愛いネコちゃんマスクの完成です♪
アイロンは使いませんが、、ピシッとしたい方は厚い本に一晩挟んでみてはいかがでしょうか。
【まとめ】
今回は色々な布マスクの作り方の中から、1番簡単でスゴイ!と思った方法をご紹介しました。
縫わないから、針糸・ミシン・アイロンが不要ですし、使用後にマスクゴムを外せば丸洗いできて清潔です。しかも使い捨てではありません。また、おしゃれな布を選べるところもイイですね。
「折るだけ布マスク」は、遮断性能が高い使い捨ての不織布マスクには劣りますが、乾燥しにくく、肌ざわりも良いので、肌の弱い人でも長く着けられるというメリットもあります。
なお、テレビなどでマスクは効果がないと強調される方が時折いらっしゃいますが、私はそうは思いません。マスクをすれば、のどの保湿効果もありますし、うっかり汚い手で口や鼻を触ることを防ぐことができます。
「最大の感染源は自分の手!」と言われています。「接触感染」は汚染物に触れた他人が、その手で自分の口や鼻を触って起きますので、マスクと手洗い、うがいは基本的な対策といえます。
「折るだけ布マスク」は100均でゴムとハンカチを購入して早速作成できますので、諸々の条件を総合的に判断した場合、今のところ自作のマスクとしてはコレがダントツ1位かも!
みなさんも、まずはスーパーなどの買い物や短時間の外出時に市販の使い捨てマスクではなく、「折るだけ布マスク」を試してみませんか?
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
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