「あなたの生年月日は?」と聞かれて、「私は1975年7月8日です」と西暦で答える日本人は少数です。ほとんどの方は「私は昭和50年7月8日です」と元号で答えるのではないでしょうか。
日本では行政の書類もほとんどが元号を書かせる様式になっています。
西暦で統一してくれれば1番簡単なのですが、今は令和ですから、明治、大正、昭和、平成生まれの方は元号をまたいで年齢を計算しなければなりません。
そこで、今回は年齢の数え方のお話です。
面倒な年齢の数え方をしていませんか?
年齢の数え方は十人十色で次のような方法も数え方の一つです。今年は2020年(令和2年)ですので、今年何歳になるか計算してみましょう。
1/西暦に変換する数え方
昭和50年7月8日生まれの方ですと、以下のような計算になります。
昭和元年は1926年、昭和2年は1927年となりますので、昭和50年生まれの方は1年ひいた49年を西暦に足します。
西暦では1926年+49年=1975年生まれとなります。
今年は2020年ですから、2020年-1975年=45年。7月8日で45歳になります。
2/元号を足す数え方
昭和50年7月8日生まれの方ですと、以下のような計算になります。
元号は昭和64年と平成元年が重なり、平成31年と令和元年がかさなりますので、計算上は昭和63年と平成30年とします。
昭和63年から昭和50年をひけば、昭和の期間が計算できますので、あとは平成と令和の期間を足せば年齢が計算できます。
63年-50年+30年+2年=45年。7月8日で45歳になります。
まあ、これ以外にも色々と方法があると思いますが、面倒ですよね。
簡単な年齢の数え方があります。
1番簡単なのは、手帳の最後の方にある「年齢早見表」で確認する方法です。
しかし、その人と別れた後で年齢を確認するならともかく、会話の途中で手帳を確認するなんてできませんよね。やはり、頭の中で計算する必要があります。
もちろん、複雑な計算は会話が中断しますのでダメです。
そこで登場する簡単な方法が、A-Bという形式のシンプルな数え方です。
記事のタイトルどおり、今年は明治何年?大正何年?昭和何年?平成何年?という考え方です。
その年が昭和何年か?平成何年か?この2つの数字を覚えておけばOKです!
今年は、昭和95年、平成32年です。あとは、毎年これに1年足していくだけです。
昭和50年7月8日生まれの方ですと、昭和95年-昭和50年=45歳となります。
覚え方ですが、例えば「急行見つけた(9532)」などの語呂合わせで覚えれば忘れないですね、さしずめ来年は昭和96年、平成33年ですので「苦労さんざん」というところですか(汗
ちなみに、明治と大正は次のようになります。
明治元年は1868年ですから明治153年、大正元年は1912年ですから大正109年になります。
この方法だと、年齢を瞬時に把握しなければならない仕事をしている方は便利です。年齢だけではなく、昭和○○年の出来事と聞いて何年前かすぐに分かりますので、色々と重宝します。
※この記事に掲載されている情報については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。