今日の金沢は38度です。ホント、暑くなってきました。
こういう時は、冷たい麺類をツルツルと味わいたいところです。
この時期になると、よく見かける折り込み広告が「半田そうめんオカベの麺」です。以前から気になっていたのですが、今年は試しに頼んでみました。
この麺は大正解で、ツルツル感が半端なく、夏にピッタリの美味麺でした。
というわけで、今回は「半田そうめんオカベの麺」のお話です。
半田そうめんの歴史
「日本山海名物図会」より
半田そうめんの起源には諸説ありますが、有力な説では天保の時代、吉野川河畔の小野地区で、家族の自給用や副業として作られたのが始まりといわれています。
「大和三輪、素麺の名物なり、細きこと糸の如く、白きこと雪のごとし、ゆでて太らず、全国よりいづる素麺のあわ及ぶところに非ず、又阿波路よりいづるも、名産なり、三輪におとらず。」と「日本山海名物図会(1754年)」にも書かれているように、古くから半田そうめんは有名なのです。
この「半田そうめん」という名称を使用できるのは、その名の通り徳島県美馬郡つるぎ町(旧半田町)内で製造、生産している事業所に限られています。
一時は300軒ほどあった手延べ麺生産者も、今では約40軒ほどになったそうです。食の多様化で仕方ないのでしょうが、いつまでも生産して頂きたいところです。
半田そうめんの特徴
半田そうめんは他のそうめんとは違い、とても麺線が太く食べ応えがあり、麺の美味しさを味わえます。太さを不等号の記号であらわすと次のような感じです。
うどん>半田そうめんオカベの麺>そうめん
簡単に言えば、「ひやむぎ」の太さです。というか、「ひやむぎ」では?
そこで、オカベの麺の公式サイトで確認したところ、次のように記載されていました。
「半田そうめんの多くは、直径1.3mm~1.6mmが多いのでJAS規格では「ひやむぎ」に分類されます。しかし、江戸時代中期から続く伝統と技術により「そうめん」と表記できることになっているのです。」
ということで、JAS規格では「ひやむぎ」です(笑
今回は「ひやむぎ」サイズのオカベの麺を購入しましたが、一般のそうめんと同じ太さの「極細めん」もあります。個人的には、「ひやむぎ」サイズが好みです。
半端ないツルツル食感
麺を5~6分茹で、水でしめて皿に乗せると、ツヤツヤとした光沢で見た目も美味しそうな輝きです。
麺を茹でるときにはさし水をすることが多いと思いますが、オカベの麺のアドバイスには「さし水をすると麺の食感が悪くなりますので、さし水はしないでください」と書かれています。
そして、一口食べると何とも言えないツルツル食感と適度なコシが美味しさを主張!半端ない、のど越しの良さです。とにかくツルツルです。
適度な弾力と言っても、堅い頑固なコシではなく、やわらかいのにコシがあるというコシです。
うまい!これなら、どれだけでも食べられそう♪というのが感想です。
なんか、他にはない久々の美味しい食感の麺と出会い、嬉しいです。
この年になるまで色々な麺を食べてきて、さすがに今迄以上の新しい食感の麺になんか出会わないだろうと思っていたのですが、衝撃的な出会いと言わざるをえません。
ホント、こんな美味しい麺を今まで食べたことがない!というくらいの衝撃でした。
オカベの麺はネットでも高評価のレビューが多く、「ネットショップ大賞®2015GRANDPRIX」で、徳島県の銘店金賞にも輝いています。まあ、たしかに美味しいから当然かも。
料金等
我が家が注文したのは、『半田手延めん「オカベの麺」10袋(30人前)さらに、ふしめん1袋【SK-40】乾麺タイプ』です。料金は4,320円です。
なお、送料無料及びふしめん付きは初めて購入する人で1家族1回限りの特典です。
その時期によりキャンペーン内容も異なりますので、公式サイトを要チェックです。
というわけで、今回は「半田そうめんオカベの麺」のお話でした。
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