【金沢の深谷温泉(ふかたにおんせん)】石川県の温泉情報2020

深谷温泉「元湯石屋」の外観
Ⓒ穏やかなラポン 「元湯石屋の外観」

【深谷温泉の概要】

深谷温泉の「元湯石屋(もとゆいしや)」は金沢北部の深谷川沿いにある風情のある名旅館で、創業は1789年 (寛政元年)です。「金沢の市内観光を楽しみ、金沢郊外の温泉宿でゆっくりと温泉に入り、身も心も癒したい!」という方には、「湯涌温泉」、「金沢犀川温泉」、そしてここ「深谷温泉」の「金沢三泉」がおすすめの温泉地になっています。

金沢での宿泊といえばホテルのイメージが強いのですが、旅館にこだわる方には「金沢三泉」がおすすめです。

大昔のバブル期に新築されたり、リニューアルした旅館のような煌びやかさはありませんが、のんびりと落ち着いた風情を味わいたいという方にはピッタリです。

現在、深谷温泉で元湯(もとゆ)と称しているのは「元湯石屋」の一軒だけです。元湯とは、温泉や温泉宿などが独自でもっている源泉のことですが、ここの源泉は火山性の温泉ではなく、「モール泉」という琥珀色の植物系温泉です。

昔ながらの旅館ですが、「ミシュランガイド富山・石川(金沢)2016特別版」の旅館部門で三つ星を獲得しています。

2003年(平成15年)にTBS系ドラマ「湯の町コンサルタント2」のロケ地に、2018年(平成30年)には、菊池桃子さん出演のNHKBSプレミアムドラマ「ダイアリー」のロケ地になりました。

歴史ある建物や庭園は手入れがゆきとどいており、接客も好感度が高いです。料理については、金沢伝統の治部煮などをはじめとする上品で美味しい会席料理が自慢の旅館ですが、お魚ばかりではなく、能登のブランド「能登牛」を石の上であぶり、自家製ポン酢で食べるプランなども用意されています。

また、庭園には「深谷能舞台」があり、年に一度「かがり火ライブ薪能の夕べ」が開催されています。加えて、館内は骨董品などが展示され古風な美術館のような雰囲気です。

【深谷温泉の歴史】

深谷温泉「元湯石屋」の石碑
Ⓒ穏やかなラポン 「元湯石屋の石碑」

先述しましたが、創業は写真の石碑に刻まれたとおり、1789年 (寛政元年)で、加賀藩が温泉場を整備したことに始まります。

「元湯石屋」の公式サイトによれば、竹久夢二、近衛文麿、北大路魯山人などの文人墨客が訪れています。

竹久夢二については、恋人の「笠井彦乃」ではなく大切な正妻である「たまき」と宿泊しており、当時の主人「石屋二左衛門」はのちに竹久夢二について、「正妻さんと泊まられたことは元湯石屋の誇りであるが、わしが女であっても惚れることはないだろうなぁ」と語っていたそうです。

また、「元湯石屋」の琥珀の湯を、「霊験あらたかな温泉である」と賞賛した近衛文麿は、住まいのある京都まで元湯石屋の源泉を四斗樽に詰め何度も運ばせたと記録が残っているそうです。

さすが、老舗名旅館だけあって、歴史も中身が濃いですね。

【深谷温泉のモール泉】

「元湯石屋」の温泉は、なめらかで琥珀色した「モール泉」で、美肌の湯としても有名です。「モール泉」の「モール」とは、ドイツ語で亜炭などを含む泥炭 (Moor) のことです。

葦など太古の植物が堆積してできた亜炭層をとおって湧出するため植物由来の有機物や、重曹、天然の保湿成分を多く含んでいます。永い時間をかけて、草木の滋養が溶け込んでいますので、肌がしっとり潤います。

殿方大浴場は「琥珀の湯」、婦人大浴場「紅玉の湯」と称されています。小さめの露天風呂もありますが、山間部ですので虫や枯葉が入らない様に開閉式の窓や、目隠しと雨雪でも入浴できる様に覆いもあります。

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日帰り入浴もでき、12時から15時まで入浴できます。シャンプーや石鹸はありますが、タオルなどは必要です。入浴料金は1,000円です。

【深谷温泉へのアクセス】

深谷温泉「元湯石屋」のバス停
Ⓒ穏やかなラポン 「元湯石屋のバス停」

(バスを利用)

JR金沢駅から東口バス乗り場4番のJRバス深谷温泉経由中尾行きに乗車し、「深谷元湯」で下車。

(普通電車とタクシーを利用)

「JR金沢駅」から2つ目の「森本駅」で降り、タクシーで10分ほど。

(車を利用)

「森本駅」から10分ほど。駐車場(乗用車40台)

〒920-0165 石川県金沢市深谷町チ95
076-258-2133

※深谷温泉の「元湯石屋」宿泊プランは以下の旅行代理店で確認して下さい。
→ 楽天トラベル
→ じゃらん
→ JTB

※料金は定時・随時の改定や増税等による改定がありますので、公式ホームページにて最新の情報をご確認くださいますようお願い致します。

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