2020年6月1日、2日に石川県内全19市町を巡る東京五輪の聖火リレー走者のうち、リレーを盛り上げる著名人対象のPRランナーに、金沢市出身でロンドン五輪柔道女子57キロ級金メダリストの松本薫さん(32歳)と、能登を舞台にしたNHK連続テレビ小説「まれ」に出演した女優常盤貴子さん(47歳)が選ばれました。
2人は走り終えた後、それぞれのゴール地点で開かれるセレブレーション(聖火到着式)にも参加します。
谷本正憲知事は石川県庁での会見で「松本さんは県出身の金メダリストで、PRランナーに大変ふさわしい。常盤さんには能登の魅力を発信してもらえると期待している」と述べました。
県内の聖火リレーには、松本さんや常盤さんをはじめ171人が参加します。
初日の6月1日は午前7時30分に加賀市役所で出発式を行い、同45分に第1走者がスタートします。各市町を順に回り、午後7時45分に金沢城公園三の丸広場に着く予定です。
2日目の6月2日は午前8時15分に輪島市の輪島キリコ会館を出発、各市町を巡り午後6時45分に和倉温泉の湯っ足りパークに着く予定です。
松本さんは初日の最終ランナーを務め、歴史的イベントを盛り上げます。
松本さんは6月1日のリレー最終区間となる金沢市内で、兼六園下・金沢城バス停前から紺屋坂を上り、ゴールの金沢城公園三の丸広場まで約400メートルを走ります。
グループランナーの子ども9人も伴走し、松本さんと共にトーチを渡し合いながらゴールします。
ゴール地点では地元の子どもたちが聖火の到着を祝い、伝統芸能を披露する式典が行われます。
常盤貴子さんは2日目の最終ランナーを務め、歴史的イベントを盛り上げます。
2015年放送の「まれ」でヒロインの母親役として出演し能登ファンになったという常盤さんは6月2日、リレー最終区間となる七尾市内の和倉温泉街でホテル海望前から聖火を運び、約300メートルを走り湯っ足りパークにゴールします。
ゴール地点では地元の子どもたちが聖火の到着を祝い、伝統芸能を披露する式典が行われ、常盤さんも喜びを分かち合います。
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