10年近く使用していた蛍光灯が、ある日突然、朝点けると夜に消えてしまいました。翌日は半日で消え、その後は数秒で消えるようになりました。これはいったい何の兆候?
今まではチカチカし始めて、やがて寿命を迎えるというパターンでしたので、兆候が分かったのですが、このパターンだと「チカチカしないから本体の故障か…」と思いました。
蛍光灯の寿命なら、蛍光灯の取り換えだけでOKです。しかし、本体の故障なら蛍光灯を買っても無駄になり、本体の買い替えが必要になります。
そこで、色々とネットで調べたのですが、「チカチカせずに消えるようなら、本体の故障なので照明器具を買い替えましょう」という情報がほとんどでしたが、「何か違うような…」とさらに調べてみたところ、原因が分かりました!
結論から言いますと、「インバーター方式の蛍光灯は蛍光灯が寿命になると機械本体が感知して電流を遮断する」ということでした。
それで、試しに寿命で黒くなっている方の蛍光灯のプラグを抜いて器具から外したところ、故障が確認されなくなり、黒くなってない方の蛍光灯が消えることなく正常に点灯しました。
チカチカして蛍光灯の寿命に気づくという私のような世代の方にとっては、カルチャーショックかも(汗
けっこう、本体の故障と思って無難に買い替えした人が多いかもしれませんね。
まあ、とりあえず本体は大丈夫なので、蛍光灯だけ購入することにしました。
蛍光灯の種類
一般家庭の照明ですと、グロースターターという点灯管がある「スターター形」や電子回路で構成されており、より効率良く即時点灯ができる「インバーター形」があります。
ごくまれに「ラビットスタート形」というものがありますが、これについては一般家庭の照明器具には採用されていないそうです。
チカチカして蛍光灯の寿命に気づくのは「スターター形」の方です。
インバーター形とスターター形の見分け方
インバーター形とスターター形と言われても、見た目は普通の蛍光灯ですので、私のような素人の目には同じに見え気づきません。
知識がなければ「いっしょやん」ということになります。
でも、ここまで読まれたあなたなら、もうお分かりだと思います。
そうです。インバーター形とスターター形の違いは、点灯管(グロースターター)がなければインバーター形で、あれば昔ながらのスターター形です。
また、実際に点灯してみればすぐに分かります。
スターター形はスイッチをONにすると、蛍光灯が2~5回点滅して点灯します。インバーター形はスイッチをONにすると、蛍光灯が瞬時に点灯します。
ということで、今回は【蛍光灯が数秒で消える】これって本体の故障?蛍光灯?という記事でした。
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