【爽快アップルミント】上品なミントティーで穏やかな時間

Ⓒ穏やかなラポン　「アップルミント」

ミントの中でも、最高の風味と芳香があるアップルミント。そのアップルミントで作る上品なミントティーで穏やかな時間をゆっくり楽しんでみてはいかがですか？

というわけで、今回の記事はアップルミントについてです。

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アップルミントの栽培方法

青リンゴとハッカがブレンドしたような香りで、育てやすいハーブとして知られています。「マルバハッカ（丸葉薄荷）」や「ウーリーミント」という別名もあります。開花期は春から夏で、香りが高まります。

園芸分類はもちろんハーブです。一般的に草丈は60cm程度から大きいものは1m程度にもなりますが、放置するとアッという間に1mです。

金沢の豪雪や酷暑にも耐えて繁殖していますので、耐寒性も耐暑性も強いです。花は白色で一般的な開花時期は7月~9月頃です。

Ⓒ穏やかなラポン　「アップルミント」

アップルミントは繁殖力が強いので栽培は簡単なのですが、間違っても「地植え（庭植え）」はやめましょう。根っこがどんどん伸びて広がってしまい、庭全体がアップルミント畑になってしまいます。繁殖力は半端ないです。

よく、「地植え（庭植え）」をするなら地中30cmぐらいの仕切りで囲めば大丈夫という記事もありますが、それを突破されると、最後は手がつけれない状況になってしまいます。

我が家の場合、玄関の独立した花壇で栽培していますので、それ以上広がることはありません。独立した花壇があればＯＫですし、無ければプランターなどの「鉢植え」がお勧めです。

なお、ミントというハーブは交雑しやすいです。アップルミントもミントですから、アップルミントだけが増えるよう管理して下さい。

用土は「ハーブの土」をわざわざ選ばなくても、一般的な「花の培養土」などで大丈夫です。

肥料ですが、繁殖力がとても旺盛なので、特に肥料を与えなくても育ちます。逆に肥料を与えすぎてしまうと香りが弱くなり、害虫もつきやすくなります。

水やりは、表面が乾いた時にあげれば大丈夫です。我が家は「地植え（庭植え）」ですので放置状態での栽培です。

我が家がアップルミントを栽培している理由はこれです！

たぶん、それ以外の用途はないかと（笑

アップルミントの1番良い時期は春です。春は繁殖する前ですので香りがすごく良いです。そして、その時期の朝摘アップルミントを使用したミントティーが最高です。

飲み方は、朝摘みのアップルミントをネットに入れて乾燥させて、お湯で抽出するという実にシンプルな方法です。

アップルミントを保存する場合は、葉を茎から外して水洗いし水気を拭き取ります。その後、晴天の日に2日ほど広げて干してカラカラに乾燥させます。

乾燥させたアップルミントはフリーザーバッグに入れ冷凍保存すると緑色を保ちます。

ミントの良い点は口臭予防効果です。さわやかな香りだけでなく、お口の中の細菌を抑える抗菌効果や殺菌作用があります。アップルミントはペパーミントやスペアミントほどミント量が多くありませんので、刺激がないところが魅力になっています。

ハーブと言えば癒し効果ですね。アップルミントの心地よい香りが心を落ち着かせてくれて、ストレスで疲弊した心身をリラックスさせてくれます。

アップルミントティーはイライラを改善する効果があると言われていますので、短気な方で高血圧気味の方は試されたらいかがでしょうか。ひょっとしたら、穏やかな時間をゲットできるかもしれませんね。

あと、集中力を高めたり快楽に影響を及ぼすドーパミンの濃度を高める効能があるとも言われています。正直なところ、そのように思ったことはありませんが、アップルミントティーの香りで癒やされるから、そのような効果があるのでしょうね。

アップルミントの効能を調べていて驚いたのが、主成分のピペリテノンオキシドです。

今まで全く知らなかったのですが、主成分のピペリテノンオキシドが口唇ヘルペスなどの皮膚病菌の増殖を抑えるのに効果的だという事です。

このピペリテノンオキシドは単純ヘルペス1型ウィルス（HSV-1）の増殖に必要な細胞内抗酸化物質グルタチオンの枯渇を抑制して、抗ウィルス作用を発揮するものと推測されているそうです。

HSV-1は口唇ヘルペスや、ヘルペス口内炎、ヘルペス髄膜炎、単純ヘルペス脳炎の原因となり、三叉神経に潜伏感染して、顔面痛を引き起こす原因にもなるようです。

この効果が真実なら、アップルミントは思った以上に貴重なハーブですね♪

ということで、今回は爽快なアップルミントを使った上品なミントティーで穏やかな時間を過ごしましょうというお話でした。

※この記事に掲載されている情報については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。