【亜鉛】の素晴らしい効果効能

【亜鉛】の素晴らしい効果効能
テレビのローカル番組で「亜鉛」の特集があり、医師が素晴らしい効果効能などを説明していました。

その番組は15分ほどの短いものだったので、「亜鉛」の素晴らしい効果効能などを詳しくみていきたいと思い、色々と調べてみました。

と言うわけで、今回は亜鉛が持つ効果効能についてのお話です。

結論から言いますと、「亜鉛」は効果効能などが素晴らしく、ぜひ積極的に摂取したい栄養素です。ただ、食品を多く食べてもシッカリ取れないので、例によって私はDHCサプリを即購入しました。

◆「亜鉛」が持つと言われているパワーと不足症状

亜鉛は体内で作ることができない「必須微量ミネラル」で、その素晴らしい効果効能などは様々ですが、主に次のようなものがあります。

■味覚を正常に維持する

味を感じる味蕾(みらい)細胞は新陳代謝が非常に活発な細胞で、約1カ月ごとに生まれ変わります。その再生に亜鉛は必須のミネラルであり、味覚を正常に維持してくれます。

亜鉛不足になると味細胞の再生に影響がでて、味を感じにくくなる味覚障害になる可能性があります。

■子どもの発育・成長に必要

新陳代謝が活発な成長期の子供は次々と体内の細胞が生まれ変わります。

タンパク質とともに、適切な量の亜鉛を摂取することで、全身の新陳代謝が活発になるため、亜鉛は新陳代謝が活発な子どもに欠かせないミネラルです。

亜鉛不足になると、新しい細胞をつくる力が弱くなりますので、子どもの発育不全や低身長を引き起こす可能性があるといわれています。

■皮膚・毛髪・爪の正常化

体内の亜鉛の20%が皮膚に存在していることがわかっており、亜鉛は皮膚・毛髪・爪などのタンパク質の合成に関わっています。皮膚などの老化を防ぐミネラルと言われていますので、亜鉛は若々しさを維持するためにも積極的に摂取したいものです。

亜鉛不足は皮膚の老化に影響しますので、不足すると皮膚の潤いのなさ、小ジワ、シミなどのトラブルが目立つようになります。

また、単純な皮膚の老化だけではなく、皮膚のターンオーバーに支障がでて、脱毛症やアトピー性皮膚炎などの様々な皮膚疾患が生じる可能性があります。

■抗酸化作用と免疫向上

ビタミンAには活性酸素や過酸化脂質を抑制するという抗酸化作用がありますが、亜鉛は体内のビタミンAの代謝を促して、抗酸化作用を活性化させます。

また、最近の研究によると、亜鉛は免疫細胞の働きを活性化させることが分かり、細菌やウイルス性感染症などの対策として、亜鉛の摂取が世界的にも注目されています。

亜鉛不足は、獲得免疫の働きが低下しますので、免疫不全になる可能性があると言われています。

なお、コロナと亜鉛との関係の研究では、コロナ感染で亜鉛はウイルスの複製を阻害する働きをすることが分かり、亜鉛が不足しているとコロナが重症化しやすいという研究結果が出ています。

また、コロナ感染の味覚障害の原因のひとつに亜鉛不足が関連していると考えられています。

■生殖機能の維持

女性の場合、亜鉛は卵胞刺激ホルモンや黄体化ホルモンの働きを高めるので、排卵や着床に関係する多くのホルモンに亜鉛が必要です。

男性の場合、亜鉛はテストステロンという男性ホルモンの生成に必要です。

亜鉛が不足すると、妊娠しにくくなると言われています。

■健全な精神の維持

亜鉛は、脳に影響する酵素とホルモンの生成を活性化させますので、セロトニンやノルアドレナリン、そしてドーパミンなどのホルモンの正常な分泌を維持することができます。

亜鉛が不足すると、精神状態が不安定になりイライラしたり、憂鬱になりやすくなります。

また、うつ病と診断された人は、血中の亜鉛量が低い傾向にあることや、亜鉛量が減少していくに従い重症になる傾向があることが報告されています。

■ガンの予防効果

テレビ番組で1番興味深かった効果はガンの予防効果です。えっ!本当?という感じでした。ガンを予防できるならノーベル賞ものですから。

内容は概ね次の通りです。

がんを引き起こす変異の3分の2近くは、細胞がDNAをコピーする際に起きたエラーが原因であるということです。

亜鉛はDNAの転写や修復といった細胞活動の重要な作業にかかわり、DNAレベルでの問題を防いでいるそうです。

検索したところ、様々な研究結果が確認でき驚きました。今後の研究結果が楽しみです。

◆亜鉛の摂取は食べ物から?サプリから?

日本人は平均して亜鉛が不足していると言われています。亜鉛などのミネラルは食べ物からの吸収が難しいものが多いので、食事だけではなかなか改善しない場合が多いようです。

もし、病院の検査結果などで亜鉛が不足していた場合はサプリでの摂取が簡単な方法ではないかと思います。

■亜鉛を食べ物から摂取する

亜鉛を多く含む食品は牡蠣、豚レバー、牛赤身肉、小麦胚芽、油揚げ、卵、納豆などがあります。特にかきには100gあたり14.5mgと亜鉛が多く含まれています。

ただ、毎日効果的に摂取できるかというと、量の問題もあり、なかなか難しいですね。

■亜鉛をサプリから摂取する

レタス何個分を1本の青汁で!と、よくあるCMですが、大量の食事よりもサプリの方が楽で効果的ですね。

但し、摂取量は注意しなければなりません。

亜鉛を過剰摂取すると、次のような症状が出る可能性があり、決められた用量を超えないようにして下さい。

頭痛、発熱、倦怠感、吐き気、腹痛、下痢、銅・鉄不足による貧血、免疫力の低下、神経障害、善玉コレステロールの低下等

というわけで、今回は亜鉛の素晴らしい効果効能のお話でした。私のようなお酒好きには必須のミネラルかと。

※この記事に掲載されている情報については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。

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