毎年、無数の書籍が出版されていますが、大半は一過性的なものが多く、しばらくすると忘れ去られてしまいます。
しかし、聖書や「ドン・キホーテ」などをはじめ、ベストセラーとして継続出版されている書籍も多数あります。
今回ご紹介するのは、世界15カ国で翻訳され、毎年各国でベストセラーを続けている、奇跡的禁煙法が書かれた「読むだけで絶対やめられる禁煙セラピー」という禁煙のノウハウ本です。
私も昔は様々な禁煙方法を試したのですが、ことごとく失敗しました。
ところが、ある日、何気なく“禁煙”というキーワードで色々と検索したところ、
禁煙のコツ、タバコ禁煙方法、禁煙タバコの代わり、禁煙方法のランキング、自力で禁煙、スパッと禁煙する方法、禁煙の効果変化、禁煙の離脱症状ピークなどの他に、「禁煙セラピー」というキーワードを見つけました。
しかも、「読むだけで絶対やめられる」とか、「奇跡的禁煙法」などのキャッチコピーが書かれていたのです!
それまで、何をやってもダメで毎日40本以上40年間も吸い続けてきただけに、どうせ今回もダメだろうけど、口コミでは意外と成功者が多そうだし、読むだけならダメ元でやってみようかと、アマゾンで「禁煙セラピー」という禁煙のノウハウ本を購入しました。
そして、読み終えてから、もう4年以上経過しました。その間、1本も吸っていませんし、今回は禁煙に付きものの禁断症状や辛さを感じませんでした。
今回の記事では、このあっけないというか、不思議な体験というか、私のようなヘビースモーカーでも意外と簡単にできた「禁煙セラピー」についてご紹介していきます。
【私がそれまで試して失敗した禁煙方法】
1) 根性というか精神力での禁煙
2) 禁煙ガム
3) 禁煙パイプ
4) 禁煙パッチ
数え切れないほどチャレンジしたのが精神力による禁煙でした。今から思うと、忍耐や我慢というのは、心が納得できていない状態で、単に吸いたいという気持ちを精神力で抑えつけるだけの方法であり、無理なやり方だったと思います。
後述しますが、禁断症状が思い込みであることにも気付かずに強い「意志」(考える程度の「意思」ではありません)を必要とする効率の悪い努力を繰り返していたのです。
また、代用品については、どうしても喫煙効果をイメージしますので、これもタバコを断ち切るという意味では逆効果だったと思います。
【「禁煙セラピー」という本について】
まずは、「禁煙セラピー」という本についてです。
「禁煙セラピー」の表紙カバーには、次のように書かれています。
読むだけで絶対やめられる禁煙セラピー、成功率90%、世界15カ国で翻訳され、毎年各国でベストセラーを続けている奇跡的禁煙法!アレン・カー。
また、表紙カバーのそでには、次のように書かれています。
◎強い精神力は必要ない
◎禁断症状がない
◎太らない
◎代用品がいらない
◎ヘビースモーカーほど簡単にやめられる
まさに、私の場合は表紙カバーのそでに書かれていた通りでした。本当に不思議です。
なお、何事も成功する人もいれば、失敗する人もいますから、表紙カバーに記載されている「絶対やめられる」はありえませんので、念のため。
【「禁煙セラピー」という本の口コミについて】
アマゾンで、禁煙に成功した方の肯定的レビューをみますと、
◎タバコに関する思い込みを無くしてくれます
◎不思議なことに、この本を読んだときから吸いたい気持ちがガクンと減った
◎本気でやめたいのにどうやってもやめられないって人には効くと思います。
◎本当に禁煙を決意した方にはこの本をおすすめします。
◎催眠のようだとか色々言われていますが、これは真っ当な心理学の応用。
というような意見が多く、禁煙に失敗した方の批判的レビューをみますと、
△これで禁煙できた方は催眠術にかかりやすい体質
△これ読んでやめられる人って暗示にかかりやすい人
△この本で絶対やめられるわけではないです。結局、本人の意思です
△結局は意思の強さですかね?
△煙草の本数が余計に増えた
という趣旨の意見が多いです。(言葉の使い方としては、○意志、×意思です)
【それで、本当はどうなの?】
「禁煙セラピー」のレビューは分かったけど、それで本当はどうなの?ということですが、私が思ったのはスタンスの違いです。
本気でやめたいというスタンスの方には効くと思いますが、最初から半信半疑というか本を読むだけでは無理というスタンスの方は残念ながら何度読んでも失敗すると思います。
また、失敗した方にほぼ共通するのが、「結局は意志の強さ」というキーワードです。表紙カバーのそでに「強い精神力は必要ない」と記載されているのに、「強い精神力が必要」という真逆のスタンスになっています。
発想というか感情的にも、「禁煙セラピー」では「もう煙草を吸いたくない」とか「煙草をやめていいんだよ」ですが、「煙草を吸いたくて我慢できない」とか「煙草をやめなきゃいけない」ですと、これまた成功は難しいと思います。
もちろん、後者の考え方や感情の方が自然かつ当然です。私も「禁煙セラピー」を読むまではそうでしたから。
「もう煙草を吸いたくない」とか「煙草をやめていいんだよ」という発想ができずに、煙草をやめなきゃいけないけど、我慢してイライラすれば仕事に悪影響を及ぼすなどと理屈をこねて、何度も禁煙を断念していました。
【「禁煙セラピー」で成功する】
それでは、どうすれば「禁煙セラピー」で成功できるのでしょうか?
もちろん、読むだけで禁煙できるのですが(笑)
実は、前述の肯定的レビューに大きなヒントがあります。
それは、「タバコに関する思い込みを無くす」ということです。
本の内容を詳しく書くとネタばれどころか著作権を侵害しますので、あくまでヒントとして記載しておきます。
「タバコに関する思い込み」と言っても「禁煙セラピー」には色々書かれているのですが、私の場合は「禁断症状などもともと存在しない」という一言でした。発想の転換というか、それまで洗脳されていた思い込みを打破できたのです。
こう書くと、ほとんどの方が「禁煙が難しいのは禁断症状が辛いからでしょう!」と言われると思いますが、なぜ「禁断症状などもともと存在しない」のかを「禁煙セラピー」で詳しく学んでみてください。
これが理解できれば、禁煙の最大のブレーキである禁断症状がかなり軽減できると思います。もちろん、個人差がありますので断言はできませんが。
【まとめ】
私は禁煙して4年以上経ちますが、タバコを吸いたいと思うことはなくなりました。ただ、夢のなかで何気なく1本吸ってしまい、「どうして吸ってしまったのだ!?」と後悔することが時々あります。
レビューでも成功者が今でもタバコを吸いたくなる瞬間があると書かれていますが、本当にタバコは怖いと思います。
それでもこの本を読んだおかげで、ヘビースモーカーの私でも意外と簡単に禁煙に成功しましたし、今後も継続できると断言できます。ちなみに、禁煙1年後の私の日記には、「自由を手に入れた開放感!ようやくタバコから解放された!よかった、よかった」と記載されていました。
今もなお精神力による禁煙を繰り返されている方は、ダメ元で「禁煙セラピー」を読まれてみてはいかがでしょうか。
ひょっとして、あなたも強い精神力を必要としない方法でタバコから解放されて、穏やかな日々を楽しめるかもしれません。
※この記事に掲載されている情報については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。