Ⓒ穏やかなラポン 「滝亭の外観」
石川県には、「山中温泉」、「山代温泉」、「片山津温泉」、「粟津温泉」、「和倉温泉」など有名な温泉があり、石川県に来られた多くの観光客の方が宿泊されています。
ところが、「東茶屋街」、「近江町市場」、「21世紀美術館」、「兼六園」、と金沢の市内観光の定番を楽しんだあと、金沢郊外の温泉宿でゆっくりと温泉に入りたいという観光客の方も多く、そのような方には、「湯涌温泉」、「深谷温泉」、そしてここ「金沢犀川温泉」の「金沢三泉」がおすすめの温泉地になっています。
金沢での宿泊といえばホテルのイメージが強いのですが、旅館にこだわる方には「金沢三泉」がおすすめです。
【金沢犀川温泉の概要】
Ⓒ穏やかなラポン 「滝亭と犀川」
「金沢犀川温泉」は犀川上流にある、「金沢の奥座敷」と呼ばれる温泉で、金沢市の中心部に比較的近い場所にあります。旅館は「川端の湯宿 滝亭(たきてい)」の一軒だけです。
写真は近くの橋から撮ったものですが、犀川上流の情緒豊かな景色に溶け込むように「滝亭」の建物群が佇んでいます。
「滝亭」という名称は、「滝亭」のシンボルである「宝生(ほうしょう)の滝」と「辰巳(たつみ)の滝」の二筋の滝によるものです。露天岩風呂から二筋の滝を眺めることができ、桜、新緑、紅葉、雪景色と四季をとして趣を楽しむことができます。また、曲水庭園もあり宿泊客の心を癒してくれます。
温泉選びのポイントは美味しい料理とのんびりできるお風呂です。「滝亭」は高級感のある旅館で、四季折々の旬の味覚を楽しむことができ、ゆったりのんびりできる24時間入浴可能な天然露天岩風呂のある料亭旅館です。
食事のメインメニューは、金沢の高給旅館では当たり前のスタンスである「加賀会席」が中心です。のど黒や寒ブリ、加能蟹や香箱ガニ、寒ブリや甘エビなどに加え、多種類の加賀野菜などの旬な食材を用い、料亭の料理の出し方のように、温かいものは温かいうちに、冷たいものは冷たいうちにと、きめ細かいスタンスを重んじ、丁寧な配慮をされています。
また、最近ではプライベートな空間で湯浴みを堪能できるように部屋にお風呂が付いた旅館が増えていますが、「滝亭」にも露天風呂付き客室がありますので、好きなだけのんびり温泉を楽しめます。
「滝亭」には、犀川に面した「離れ犀川」、回遊式の日本庭園に面した「椿花亭」、滝が見える「辰巳亭」の三棟があります。
Ⓒ穏やかなラポン 「滝亭のエントランス」
「温泉の泉質】
泉質は、ナトリウム塩化物・炭酸水素塩泉(低張性弱アルカリ性低温泉)です。
無色透明で無臭な温泉で、お肌を美しく潤す弱アルカリ泉は「つるつる湯」とも呼ばれています。
【滝亭は心地良い「1/fゆらぎ」に満ちている】
「1/fゆらぎ(エフぶんのいちゆらぎ)」は自然界に多く見られる現象で、目や耳を通して心地よさや安らぎを感じられる事象をいいます。
事象の例としては、滝や小川の音、小鳥のさえずり、風にそよぐ木々の音などが挙げられます。「滝亭」は二筋の滝や犀川の水の音、山間だから心地よく聞こえる小鳥のさえずりや木々の音など「1/fゆらぎ」に満ち溢れています。
想像してみてください。天然露天岩風呂にのんびりと浸かりながら、満ち溢れた「1/fゆらぎ」に癒されるあなたの姿を。誰もが脱日常の貴重な体験をできます。旅情をしっかり堪能でき、隠れ家的要素も強いので、お一人でも恋人同士でも家族連れでも高評価を得られるのは間違いなしです。
【金沢犀川温泉へのアクセス】
(車を利用)
金沢駅から車で約30分、兼六園から15分ほどです。駐車場50台。
(バスを利用)
北陸鉄道バスの「東部車庫行き」または「金沢学院大学行き」に乗車し、「末(すえ)」のバス停で下車。
バスご乗車前に必ずお電話してください。バス停からの距離があり、道も分かりにくいです。宿のスタッフが車でバス停まで迎えにきますので、バスにご乗車前に必ず「乗車するバス停名とバス出発時刻」を電話にて知らせてください。
住所:石川県金沢市末町23-10
TEL:TEL.076-229-1122
※金沢犀川温泉「滝亭」の宿泊プランは以下の旅行代理店で確認して下さい。
→ 楽天トラベル
→ JTB
※この記事に掲載されている画像や情報については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。